獣も逃げ出す「六つ目」の正体は クマ撃ち名人の知恵 - LEDのポータルサイト

獣も逃げ出す「六つ目」の正体は クマ撃ち名人の知恵

2013.10.03
ダブルクォーテーション

山形県天童市のハンターが、野生動物が里へ下りてくるのを防ぐ「防獣ライト」を開発した。赤、青、緑の3色6個のLEDが闇夜に点滅し、「動物には六つ目の化け物ににらまれているように見え、怖がって逃げていく」という。人里近くの獣道にセットして、さらに効果を検証している。

防獣グッズの開発に取り組んでいるのは、天童猟友会に所属し、クマ撃ち名人を自認する元建設会社員の遠藤康久さん(70)。道路工事現場などにある安全標識用ライトの明かりを、愛犬の北海道犬や、ほかの動物が「どうも嫌がっている」ことに気づいた。

猟を通じて野生動物に詳しい遠藤さんは、安全標識用ライトの光が動物には「えたいが知れないものに見えている」と推測。防獣効果を高めるために道路用安全標識用ライトについているLEDを6個に増強、さらに「動物が嫌がる色」を調べた。

試作品をいろいろな動物に向けて点灯させると、「あっと言う間に隠れた」。7月からは天童市郊外の市民墓地近くに設置してテストしている。

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