ダブルクォーテーション
横浜線と京浜東北線が同じホームに乗り入れるJR東神奈川駅(横浜市神奈川区)で15日、利用者がスムーズに乗り換えができるよう、電車の路線カラー(横浜線=緑色、京浜東北線=青色)と同じ色が点灯するLED照明が導入された。全国初の取り組みという。
JR東日本横浜支社によると、同駅には2つのホームがあり、横浜線と京浜東北線が同じホームに乗り入れることがあるため、乗り換えが分かりにくかった。
そこで、ホームの天井に取り付けたLED照明を、先発ホームの照明は路線カラーと白の2色に、後発ホームの照明は白色だけを光らせ、先発の電車が一目で利用者に分かるようにした。
同社の電気メンテナンスを担当する男性社員(36)がアイデアを出し、電光掲示板の発車案内と連動するシステムを東芝ライテック(横須賀市)と共同開発したという。
15日には同駅ホームで点灯式が行われ、松崎哲士郎・JR東日本横浜支社長が「お客さまに少しでも分かりやすく乗り換えをしてもらえればありがたい」とあいさつ。一日駅長に就任した川名薫・神奈川区長は「最新の取り組みを神奈川区から発信できることを光栄に感じている」と喜んだ。
産経ニュースより