ウシオライティング、JR姫路駅ビル外壁演出照明にLED照明を納入 - LEDのポータルサイト

JR姫路駅 新駅ビル商業施設の外壁演出照明において LED照明が採用されました

ウシオライティング株式会社(東京都中央区/代表取締役社長 吉川 隆雅、以下ウシオライティング)は、2013年4月30日(火)、JR姫路駅(兵庫県姫路市)北側にオープンした新駅ビル商業施設「piole(ピオレ)姫路」の外壁演出照明において、当社のLED照明が採用されましたことを、お知らせします。

piole姫路は、姫路の新しいランドマークにふさわしい建物としてデザインされています。特に、北側外壁は城の外曲輪石垣をモチーフとした、約400枚のパネルを組み合わせ
た構成で、高さ約22メートル、長さ約102メートルにもおよぶ巨大なつくりになっています。

この壁面に採用されたのが、ウシオライティングの「フルカラーLEDバーライト」と「LED投光器」です。
「フルカラーLEDバーライト」は、組み合わされたパネル四方のスリット部に約1,560本、シミュレーションにもとづきランダム配置されています。このバーに搭載されたRGBのLED、合計約62,000個をコンピュータ制御、さらに45台の「LED投光器」を加え、季節や時間帯に応じたグラッフィクや動画コンテンツを表現します。

外壁では、LEDの直接光を利用するLED壁面ビジョンとは異なり、パネルの段差スリット部からの間接照明によって、姫路城の別名である「白鷺城」にちなむシラサギの舞う姿や、水の波紋をはじめ、抽象的で柔らかい映像を表現、この外壁演出空間は、駅前広場の新しい魅力的なスポットとしてにぎわうことになります。

なお、この演出照明は、動画コンテンツ32パターンと静止画コンテンツ53パターンを組み合わせてスケジュールが組まれ、季節によって開始時間は異なりますが、日没ころから24:00までの時間帯で通年運用されます。

piole姫路は、神戸SC開発株式会社、ジェイアール西日本不動産開発株式会社および、西日本旅客鉄道株式会社によって推進、設計者がジェイアール西日本コンサルタンツ株式会社、株式会社竹中工務店、施工は株式会社竹中工務店、ライティングデザインは内原 智史 氏(内原智史デザイン事務所)が担当、JR姫路駅関連プロジェクトの集大成として位置づけられたものです。

採用された製品について

フルカラーLEDバーライト

RGBのLEDチップ1つずつを1モジュールにして(3 in 1)、バー形器具に搭載した特注モデルの「フルカラーLEDバーライト」です。照明演出コンセプトのキーワードとなる、「映す(投影する)」、「先端を行く」、「企画にあふれる(多様な人の感性に響く企画)」を実現させるために設計、オリジナルLEDとして開発しました。本案件では、750 / 975 / 1050 / 1125 / 1250mmという5種の長さを用意し、設置場所に応じて使いわけています(1パネルあたり最大8本)。
さらに、1モジュールのRGBチップごとにアドレスをもたせたことで、単純なカラー演出はもちろん、複雑な光の動きによるグラッフィクや動画コンテンツ表現にも対応します。

LED投光器「HyperShot」

RGB高輝度LEDを12個ずつ計36個搭載した、60WフルカラータイプのLED照明機器です。ハイパフォーマンス、省エネルギー、設置の容易さを実現する投光器として、屋外のさまざまな用途に使用できます。

これらLED器具の光をコンピュータによって制御、照明デザイナが構想した演出照明イメージを、よりリアルかつファンタジックな「動く映像」として具現化、外壁を彩ります。


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