昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)が製造・販売している植物育成用LED照明が、「2012年日経優秀製品・サービス賞 優秀賞 日経産業新聞賞」を受賞しました。
「日経優秀製品・サービス賞」は、毎年1回、特に優れた新製品・新サービスを表彰するもので、今回で31回目を迎えます。日本経済新聞社が独自に候補となる製品・サービスを選定し、年末の審査委員会(委員長:吉川 弘之 東京大学名誉教授)で受賞製品・サービスが決定されます。2012年は、42点が受賞しています。
「植物育成用LED照明」は、植物の成長に必要な波長660nmで世界最高の発光効率を持つ、当社独自の赤色LED素子(注1)を使用した照明システムです。当社が山口大学農学部 執行正義(しぎょうまさよし)教授と共同開発した高速栽培方法「Shigyo法」を組み合わせることで、植物工場における収穫量が大幅に増大し、採算性の向上が可能になります(注2)。
本システムは福島県川内村で建設が進められている植物工場を始めとし、すでに数工場での採用が決定しています。当社では食の安心・安全に貢献する植物工場の普及のため、本システムの拡販を進めてまいります。
以上
注1:2009年4月2日付 当社リリース「世界最高出力 植物育成用4元系赤色 LED素子を開発」
http://www.sdk.co.jp/news/2009/aanw_09_1047.html
注2:2012年5月9日付 当社リリース「山口大学と共同でLED植物育成工場における新たな栽培法を確立」
http://www.sdk.co.jp/news/2012/12752.html
製品紹介ページ:AlInGaP(アルミニウムインジウムガリウムリン)LEDチップ
http://www.sdk.co.jp/products/45/70/1294.html
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昭和電工株式会社 広報室 03-5470-3235