ダブルクォーテーション
JR恵比寿駅山手線ホーム1番線線路脇に大型LEDビジョンが設置され、6月15日から実証実験が始まった。ジェイアール東日本企画(渋谷区恵比寿南1)と三菱電機が共同で手掛ける。
置された屋外型大型ビジョンは三菱電機の「オーロラビジョンLED ODT6S」。画面サイズは、縦=2.24メートル、横=3.84メートルで、175インチに相当する。約5メートルの近距離からも視認できるのが特徴。これまでスタジアムや公営競技場などで使われてきた同ビジョンは30センチ程度の奥行きがあったが、線路脇への設置や既存広告ボードとの置き換えなどを考慮して、これを最薄部で3センチほどの薄型に改良した。さらに、小型化モジュールの採用で軽量化も図り、施工面での容易さにも配慮した。
実験では、「曜日・時間帯による多彩なコンテンツの表示」「線路脇サインボードにおける意匠交換作業の軽減」を検証しつつ、(1)広告媒体としての可能性、(2)屋外大型ビジョンに適したコンテンツの特性・表示方法、(3)線路脇環境でのハード・ソフト等の性能評価などについて検討していく。
運用時間は5時~24時。実証実験は12月31日までを予定する。
シブヤ経済新聞より