京都・花灯路にロームの最先端小型LED電球を提供 広配光で上質な明かりが京都の夜を華やかに彩ります - LEDのポータルサイト

京都・花灯路にロームの最先端小型LED電球を提供 広配光で上質な明かりが京都の夜を華やかに彩ります

2012.1.20
ダブルクォーテーション

半導体メーカーのローム株式会社(本社:京都市)はこのほど、『京都・花灯路』のLED化に協力。2012年3月に開催される東山花灯路より、最先端技術が詰まった小型LED電球(ミニクリプトン形)で約2,500個の露地行灯を灯し、京の町並みを情緒豊かに照らします。

京都・花灯路は2003年に東山から始まり、文化遺産や風情ある町並みを灯篭でライトアップする京都の冬の風物詩として慣れ親しまれてきました。10年目の節目を迎えるにあたり、京都・花灯路推進協議会は、行灯に使用される電球のLED化を検討されていましたが、行灯に適した灯りを実現するLEDの選定に苦慮されていました。

現在、一般的なE26口金のLED電球は、市場でも広配光タイプが主流となりつつあり、白熱電球と置き換えても問題なく使用できるものが増えてきました。しかし、花灯路で使用される小型のミニクリプトン球をLED電球で実現するには電源部の小型化など課題も多く、配光角を広げ、なおかつ光の質を高めることは技術的にも難しい懸案事項でした。
こうした中、ロームはかねてより光の広がりや上質な光をコンセプトに、いち早く広配光タイプの電球を発売しており、それらの技術をミニクリプトン形LED電球にも活かし、開発をすすめてまいりました。 本製品は、業界最高クラスの配光角180度を実現することで、周辺部分が暗く見えるというLED特有の弱点を克服し、温かみのある光が全方向に均一に広がります。さらに、光学設計などの技術を駆使し、小型ながらやさしく上質な光の演出が可能になりました。

なお、本ミニクリプトン形LED電球は、2月よりロームから発売するとともに、グループ会社のアグレッド株式会社(本社:兵庫県伊丹市)からの発売を予定しています。

■主な特長

・業界最高レベルの配光角180度で 全方向に明るい

LEDチップをセラミック基板に直接実装するとともに、光が広がりやすい光源モジュールを開発。ネック部のくびれや限りなく球状に近いグローブ、さらにポリカーボネイト製のカバーにローム独自の拡散材を使用することで、すべての方向に均一に光を放ち、180度という配光角を実現しました。周囲に広がる光は、指向性の少ない温かみのある光を再現します。

・節電にも大きな効果。ミニクリプトン球に比べ電気代が1/6に

エネルギーロスの少ない光学設計と電源モジュールを内蔵することで、発光効率 66.3lm/Wを達成。消費電力4.0Wで白熱のミニクリプトン球25W形相当の明かりを実現し、白熱のミニクリプトン球 25W形に比べて電気代は約1/6以下になり、年間でお得です!
※電気代は年間2,000時間(1日約5.5時間)使用した場合の電気料金の目安。
1kWh当たり22円にて算出。

・長寿命で取替え回数は約1/20に

白熱のミニクリプトン球と比べて寿命は約20倍とメンテナンスを大幅に軽減!
・白熱のミニクリプトン球 25W形 定格寿命 2,000時間
・「AGLED®」シリーズのミニクリプトン形LED電球
設計寿命 40,000時間※
※LED電球の寿命は、光束が初期の70%まで低下するまでの時間です。寿命時間表示は設計寿命であり、製品の寿命を保証するものではありません。

・すぐに明るく点灯!

スイッチオンですぐに100%の明るさとなり、玄関やトイレ、階段などに最適です。

・スイッチのON/OFFにも強い!
ON/OFFによる劣化もないので、頻繁なスイッチのON/OFFによって寿命が短くなることもありません。ON/OFFが頻繁な洗面室や階段、クローゼットなどにおすすめです。

・写真や洋服の色褪せが少なく安心!

紫外線や赤外線をほとんど含まないので、照射による色褪せが少なく、また虫が集まりにくいので、灯具も清潔に保てます。

■主な仕様
品番:LDA4L-G-E17
光源色:電球色タイプ
区分:ミニクリプトン球25W形相当
口金種類:E17
全光束:265lm
消費電力:4.0W
設計寿命:40,000時間
サイズ:最大径35mm、全長67mm
質量:30g
価格:オープン価格

■製品に関するお問い合わせ先
アグレッド株式会社 お客様相談センター
〒664-0845 兵庫県伊丹市東有岡2丁目16番地
フリーダイヤル 0120-15-9087
TEL 072-782-0996 FAX 072-782-0994
E-MAIL support@agled.co.jp
※ 2011年10月1日より「丸善電機株式会社」から「アグレッド株式会社」へ社名変更いたしました。

【ローム株式会社の概要】
ローム株式会社(代表取締役社長 澤村 諭)は、1958年(昭和33年)設立。民生機器市場、携帯電話及び通信機器、自動車関連機器をはじめとする幅広い市場分野でシステムソリューションを展開しており、グローバルに展開している開発・営業ネットワークを通じて品質と信頼性に優れたLSIやディスクリート半導体を顧客に供給しています。本社所在地は京都府京都市、2011年3月期の連結売上高3,419億円、社員数21,560人です。
詳細は、http://www.rohm.co.jpをご参照ください。

【ロームグループのLED照明開発について】
ロームでは、1973年にLEDを発売して以来、半導体総合メーカーとして高品質LEDの提供を続けており、2009年には業界最薄の天井直付型シームレスベース照明を発売してLED 照明事業に参入。順次、製品ラインアップの拡充を進め、オフィスや商業施設などに多くのLED照明器具を採用していただいています。本製品はこうしたロームのLEDデバイス技術や配光技術、高効率電源制御技術と、アグレッドが持つ照明デザイン技術、照明器具設計技術を融合し、開発に成功したものです。
ローム及びアグレッドでは、今後さらに高効率化を進めることにより、より明るく高機能で、省エネに貢献するLED照明の開発を進め、製品ラインアップの拡充を進めていきます。

【アグレッド株式会社の概要】
アグレッド株式会社(旧丸善電機株式会社:取締役社長 伴野 權次)は、1921年(大正10年)創業。大阪市において丸善電機商会を電機器具の卸・小売及び工事店として発足しました。1948年(昭和23年)に蛍光灯器具の製造を開始。ラッキーの商標により全国的に販売網を確立しました。2010年11月に半導体メーカー、ローム株式会社へ事業譲渡により、新会社「丸善電機株式会社」として事業を開始。2011年10月1日より「アグレッド株式会社」に社名を変更し、より一層LED照明の販売に注力していきます。本社所在地は兵庫県伊丹市、社員数150人です。
詳細は、http://www.agled.co.jpをご参照ください。

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