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環境イベント情報 - LED蛍光体を中心とした多成分系高機能無機材料の合成の基礎と各種応用展開

2011.9.21
ダブルクォーテーション

【講 師】

東北大学 多元物質科学研究所 教授 垣花 眞人 氏

【会 場】
東京中央区立産業会館 4F 第4集会室【東京・日本橋】
都営新宿線 馬喰横山駅 地下通路経由 B4出口 5分 (道案内2)
JR総武快速線 馬喰町駅 東口改札経由 C1出口 5分 (道案内3) ほか

【参加費】
【早期割引価格】1社2名まで46,200円(税込、テキスト費用を含む)
※10月11日を過ぎると【定価】1社2名まで49,350円(税込、テキスト費用を含む) となります



【キーワード】
1.白色LED用蛍光体
2.コンビナトリアル並列合成
3.機能性セラミックス、新物質

【講座の課題と狙い】
白色LED用蛍光体、触媒、電池、誘電体など、セラミックス系無機固体材料分野において、効果的に新規材料を探索し、高機能化の達成を可能にする普遍的な無機材料合成技術を紹介します。材料探索に適合する信頼性の高い様々な溶液合成法の原理と適用例を解説し、ついで並列合成による材料探索および高機能化の実際を紹介し、同分野に関わる研究者・技術者への便宜を図ることを趣旨とします。強調すべきポイントは、本講座受講により、『(ユビキタス)いつでも・どこでも・誰もが』行うことの出来る無機材料探索技術と高機能化技術を取得できることです。

【特記事項】
無機材料合成の初心者であっても、また無機材料合成で十分経験のある研究者・技術者のどちらにおいても、安心して受講していただけます。既存のテキスト・技術書では決して得られない無機材料合成に関する実用的な知識を身につけることができ、明日にでも実行に移すことができるようになるでしょう。蛍光体・触媒中心の話しになりますが、普遍的な無機材料合成技術の紹介ですので、電池、強誘電体、バイオマテリアル、ゼオライト等々、無機材料全般に適用できます。研究・開発のお手伝い、技術移転を希望する方への窓口の紹介・斡旋も行います。


1.はじめに
1-1 無機固体材料合成技術の現状と問題点
1-2 新規無機固体材料を探索するには?

2.無機固体材料を合成するための基礎(根本原理)
2-1 誰もが使う伝統的な高温固相法:目的物の合成が困難、何故高温が必要?
2-2 簡単な溶液法である沈殿法:粒径が小さく反応性が向上、組成制御に難
2-3 ゾル・ゲル法の本質:均一な多成分系ゲルの作製は困難
2-4 知っていて損のない錯体重合法:超均一セラミックス合成を可能にする

3.溶液法による無機固体材料の高機能化
3-1 高機能化を実現するキーアプローチ:溶液法の位置づけ
3-2 様々な溶液法による無機材料合成例
3-3 硫化物・窒化物・酸窒化物系無機材料合成例
(1) 複合無機化学的手法による硫化物合成:例 BaAl2S4:Eu2+, (Ba,Sr)2ZnS3:Eu2+
(2) 窒化物・酸窒化物はどのように合成するか?機能の宝庫を手にする!
3-4 水溶性ケイ素化合物を用いたケイ素含有蛍光体合成:驚嘆すべき結果

4.溶液法を基礎とする並列合成による無機材料の探索及び高機能化
4-1 実験室でのセミコンビナトリアル:ユビキタス並列合成
4-2 新規蛍光体発見への近道(最低必要条件)
4-3 命題設定の実例及び並列合成

5.蛍光体分野における最近のホットな話題
5-1 青色励起黄色蛍光体:定番YAG:Ce3+ のライバル登場(Sr,Ba)2SiO4:Eu2+
5-2 新規近紫外励起青緑蛍光体の開発:BaZrSi3O9:Eu2+の発見
5-3 自然な色合いを再現するために~蛍光体からのアプローチ
5-4 セリア系セラミックスアップコンバージョン蛍光体

6.おわりに:新規材料探索と高機能化へのシナリオ
6-1 新規材料探索に向けた戦略
6-2 高機能化に向けた戦略
6-3 民間企業との共同研究・技術移転の取組み

【質疑応答 名刺交換】

Tech-Zoneより

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