東京スカイツリーライティングのオールLED化が決定
合計1,995台のLED照明器具とLED演出システムで、省エネのライティングが実現
東武鉄道株式会社(本社:東京都墨田区)と東武タワースカイツリー株式会社(本社:東京都墨田区)は、東京都墨田区業平橋・押上地区において「東京スカイツリータウンR 」の建設を進めており、その中心となる「東京スカイツリー」のライティング機器のパートナーであるパナソニック電工株式会社(本社:大阪府門真市)と東京スカイツリー専用のライティング機器の開発に取り組んでまいりましたが、このたびライティング機器の仕様が決定し、合計1,995台の照明器具によるオールLED化の実現が可能になりました。省エネ性に優れたLED照明器具と、それらの器具を高速制御するLED演出システムの開発により、消費電力は、ライティングデザイン「粋」パターン(1,588台点灯)でパナソニック電工製の従来光源(※1)と比べ、約43%省エネの約153kWでのライティングが実現する見込みです。
東京スカイツリーのライティングについては、日本の美意識のもと下町の歴史や地域性とともに時代を象徴する計画となるべく、陰影の美しさによって表現されたデザインと合わせて、周辺地域との調和や地球環境に配慮した照明計画であるべきと考えてきました。さらに今回オールLED化実現による優れた演出性が期待できるほか、省エネのLED照明を採用したことで、より環境に配慮したタワーとしてのメッセージを発信できると考えております。
【1】東京スカイツリーライティングのオールLED化
(1)オールLED化への想い
計画当初より、地球環境に配慮したLED化を実現し、新しい時代のタワーとしてのメッセージとして発信していきたいと考えてきました。
(2)照明器具の台数と省エネ効果
・LED照明器具台数:1,995台
・省エネ効果:「粋」パターン(1,588台)で従来光源比約43%省エネ
「雅」パターン(1,347台)で従来光源比約38%省エネ
【2】ライティング機器(LED照明器具、LED演出システム)の特長
(1)東京スカイツリーのライティングに適した高品質・長寿命のライティング機器
(2)LED照明器具を高速制御する高度なLED演出システムにより、「粋」「雅」のほかに、多彩な演出が可能