今夏の電力不足問題に向け自主行動計画を策定
店内照明・誘導看板のLED化、
太陽光パネル・スマートセンサー設置等により約25%削減
~ セブン-イレブンはさらなる節電対応を強化してまいります ~
株式会社セブン-イレブン・ジャパン(東京都千代田区、代表取締役社長 最高執行責任者(COO):井阪 隆一)は、今夏、東京電力管内で深刻な電力不足が懸念されている問題に対し、自主行動計画ならびに削減目標を策定いたしました。
「東日本大震災」発生以降、東京電力管内の店舗を中心に、店頭看板の消灯や日中の空調設備の休止等、節電に向けた対応をしてまいりましたが、さらなる節電強化のため、5月から順次、店内照明・店頭誘導看板のLED化、太陽光パネルの設置、実証実験中のスマートセンサーの設置等、対象店舗における工事を進めるとともに、7月から9月にかけて空調やチルドケースの温度設定の見直し等の施策を展開することで、電気 使用量で昨年夏季比約25%削減することを目標としてまいります。
1.今夏の主な実施項目と削減目標(概算)〔削減電力量と削減率は昨年7月~9月平均比〕
設備の入替等(削減電力量:約50Kwh/日)(削減率:約10%)
◆店内照明のLED化(約5,000店舗)
◆店頭誘導看板のLED化(約5,000店舗)
◆太陽光パネルの設置(約1,000店舗)
◆旧型設備の省エネタイプへの入替(約2,000店舗)
標準的な節電対策(削減電力量:約25Kwh/日)(削減率:約5%)
◆店頭看板の消灯、チルドケース・空調の温度設定の
見直し等(約6,000店舗)
スマートセンサーの設置(約6,000店舗)(削減電力量:約50Kwh/日)(削減率:約10%)
(フィルター清掃徹底、入口ドアを開放しない 等)
※ スマートセンサー:セブン-イレブン・ジャパンは、産業技術総合研究所、東京大学、
NECと連携し、店内機器の電力使用量を把握するセンサー(スマートセンサー)を
活用した実証実験を、昨年夏より都内一部店舗で実施しております。これにより使用
する「電気の見える化」が進み、設備の使用上における問題等を把握、是正すること
で、電気使用量を約1割削減できた実績がございます。
※ 東京電力管内セブン-イレブン1店舗の電気使用量/日:約480kwh(昨年7~9月平均)
※ セブン-イレブン店舗は、東京電力と“小口需要契約”を結んでおります。
2.対象店舗
実施項目毎に対象店舗数は異なります
(東京電力管内の約6千店舗を中心に一部東北電力管内の店舗も対象としております)。
3.スケジュール等
◆ 「設備の入替」「スマートセンサー」については、5月より順次工事を開始
◆ 「標準的な節電対策」については、今夏(7月~9月)に対応
4.その他の施策 等
◆ 今夏の空調温度設定の見直し等に伴い、加盟店オーナー様や従業員様の働きやすい
環境作りに向け、セブン-イレブンのユニフォームをポロシャツタイプに変更
いたします。
◆ 「店内照明のLED化」および「店頭誘導看板のLED化」については、この夏までに約5,000店舗へ、「スマートセンサー」については約6,000店舗に導入いたしますが、その後も順次導入店舗の拡大を図ってまいります。