ダブルクォーテーション
七重塔に見立てたLEDの電飾オブジェ(高さ約5メートル、幅約1.3メートル)を自転車の動力で点灯させるイベント「ライトアンドライト」が奈良市春日野町の複合商業施設「夢風ひろば」で開かれ、彩りを楽しむ参加者でにぎわっている。
奈良公園で実施されているライトアップイベント「なら瑠璃絵」を盛り上げ、電気の大切さに気付いてもらおうと、同施設の運営会社りきちが企画した。
駐車場に置かれたオブジェは、LED180球を入れたペットボトル製ランタン84個がつるされている。オブジェ前の45台の自転車をこぐと車体ごとに割り当てられたランタンが点灯する仕組み。
奈良市法華寺町の小学3年、谷口莉奈さん(9)は「発電の仕組みが理解できて面白い」と笑顔。ランタンを作った、りきち社員の竹岡等さん(70)は「心の灯りを一緒に灯して」と話していた。
体験は日没から午後9時。14日まで。無料。
奈良新聞WEBより