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直管形LED 規格標準化急ぐ

2011.2.04
ダブルクォーテーション

直管形LED 規格標準化急ぐ

--新口金採用で国際化狙う足並み揃わず第2、第3規格誕生も--

(社)日本電球工業会(JELMA)は、2010年10月に直管形LEDランプの規格を制定した。規格に準拠した安全なランプが流通する下地が整ったことで、照明用LEDチップの爆発的な需要増が期待できる反面、早くも業界内では新規格に対する不協和音が聞こえている。新規格がガラパゴス化していると言われる日本の照明業界を活性化し、世界進出の糸口をつかむことができるのか。現状と課題を追った。

制定された「L形ピン口金 GX16t-5 付直管形LEDランプシステム」規格(JEL801)は、安全性と製品性能の2つについて基準を設けた。直管形LEDランプ単体ではなく、同ランプを使用する「照明システム」として規格化したことが特徴だ。

安全性については、

(1)直管形LEDランプ
(2)回路(DC駆動)
(3)ソケット・口金について、落下防止、発煙・発火防止、感電防止、フリッカ対策の観点から規格を策定。

(1)は、L形口金を採用し、アース端子を付加して片側給電にしたこと、(2)は、出力波形を規定したこと、(3)は、既存口金との互換性を無くし、交換可能にしたことなどが主な特徴だ。

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