ダブルクォーテーション
東海東京調査センターは1月26日に電気化学工業(4061)のレーティングを「1」継続と発表。
2012年3月期の営業利益は300億円(前期比15.4%増)と予想し、過去最高益を更新すると解説。
(1)LED用蛍光体は他社よりも明るさや耐久性に優れ、国内外の大手液晶パネルメーカーに液晶TVのLEDバックライト用に採用されている。今後、液晶パネルメーカーの生産回復を背景に、収益増が期待される。
(2)自動車部品等の原料のクロロプレンゴムは2010年1月に生産能力を年7万トン→10万トンに増強し、今後は輸出拡大や償却負担の減少などにより収益貢献が見込まれる。
(3)スベニール(関節痛などの治療薬)も大型の設備増強が完了し、今後投資回収期へ入り、収益増が期待されると解説。(W)
日本証券新聞社より