- 画像処理分野向けLED 照明の世界戦略製品をリリース -
マシンビジョンと画像関連機器メーカーの株式会社モリテックス(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:松
岡 昇、証券コード:7714)は、この度、基幹事業であるマシンビジョンシステム・工業用事業の主要製品であるLED照明の新ラインナップとして、「MCV-Light シリーズ」を発売いたします。
「MCV-Light シリーズ」は、モリテックスが従来から販売してきた定電流制御方式のLED 照明「MG-WAVE シリーズ」とは異なり、より汎用性の高い定電圧制御方式を採用し、豊富なバリエーションをラインアップすることで、多様なユーザーニーズに従来以上に応えることが可能となります。
モリテックスでは、この「MCV-Light シリーズ」を、11 月9 日から11 日までドイツ連邦共和国シュツットガルトで開催される、展示会「VISION 2010」へ親会社であるSCHOTT AG と共同で出展するとともに、11 月中旬より37機種111 種類の販売を順次開始いたします。
また、日本では、12 月8日から10 日までパシフィコ横浜で開催される展示会「国際画像機器展 2010」へ出展いたします。
モリテックスでは、半導体製造装置や液晶製造装置、電子部品実装機、工場のライン監視、製造ラインなどの画像処理関連分野向けに、光源装置や光ファイバライトガイド、マシンマイクロレンズ(MML)、CCTV レンズ、LED 照明装置、CCD カメラなどの光学系部品を組み合わせた、マシンビジョンシステムを販売し、広く産業界で利用されております。
これまで、モリテックスでは、発熱対策と発光効率に優れた定電流制御方式のLED 照明「MG-WAVE シリーズ」を販売し、その性能・信頼性が市場から好評をもって迎えられてまいりました。一方で、汎用性の高い定電圧制御方式のLED 照明については、モリテックスシンガポールPTE LTD.から日本国外向けに「Prelude」のブランド名で販売しておりました。
今般、多様性を増すユーザーニーズに対応すべく、この「Prelude」に改良を加え、世界戦略製品として新ブランド「MCV-Light」のブランド名を冠し、世界販売を開始することといたしました。
本製品の世界販売については、当社の販路だけではなく、親会社であるSCHOTT グループと共同して世界販売を進めてまいります。
定電流制御方式のLED 照明と定電圧制御方式のLED 照明をシリーズとしてフルラインアップしているメーカーは世界でもモリテックスのみ(当社調べ)であるため、ユーザーは「MG-WAVE シリーズ」と「MCV-Light シリーズ」から、常に求めるライティングソリューションを選択することが可能となります。
このLED照明シリーズに、モリテックスが提供するレンズシリーズを組み合わせることで、ユーザーが求める最適な画像処理を提供することが可能となります。
モリテックスは、レンズ・照明・カメラを組み合わせたマシンビジョンシステムのリーディングカンパニーとして、多様なニーズを持つ画像処理市場に、ユーザーが求める画像処理環境を「トータルソリューション」として提供してまいります。