三洋電機株式会社 パナソニック電工株式会社 リチウムイオンLEDソーラー街路灯を2011年1月に発売
2010.10.14
ダブルクォーテーション
パナソニック電工株式会社と三洋電機株式会社は、「太陽電池」と「リチウムイオン電池」を一体化させたデザイン性に優れたソーラー街路灯を商品化し、EVERLEDS「リチウムイオンソーラー街路灯」として、2011年1月(予定)よりパナソニック電工から2タイプを発売します。
同製品は、三洋電機製の世界最高水準(※2)の変換効率を誇る単結晶系ハイブリッド型太陽電池モジュール「HIT潤・セ陽電池」と、三洋電機製のリチウムイオン電池を一体化した薄型の「太陽電池一体型蓄電ユニット」を搭載しています。太陽光エネルギーから高効率太陽電池で発電、パネル裏のリチウムイオン電池に蓄え、夜間には高効率なLED照明で終夜(約15時間(※3) )明るく照らします。
従来のような大型の鉛蓄電池を別途設置する必要がなく、省スペースで洗練されたデザイン、かつ鉛レスで環境負荷も低減できます。公園や街路、集合住宅周辺や公共施設周りなどの外構、学校などにおすすめで、万一の災害時にもしっかり地域を見守ります。
ソーラー街路灯事業は今まで両社で各々事業化していますが、今後は三洋電機が強みを持つ「太陽電池」と「リチウムイオン電池」などのデバイスとパナソニック電工が強みを持つ「LED照明器具」や「電源ユニット」と組み合わせ、さらに業界をリードするソーラー街路灯の開発、品揃えの強化を進めます。また、販売についても、パナソニック電工電材マーケティング本部を中心に、その他の省エネ商材とあわせて市場にあわせたソューション営業を強化します。
将来的には、海外での器具およびデバイスの展開についても検討していきます。