ダブルクォーテーション
恵庭市恵み野の市立図書館が、省エネ改装された。発光ダイオード(LED)照明や太陽光発電を取り入れ、明るく生まれ変わった。訪れた人からも、「良くなった」と評判はいい。
環境省が進めるグリーンニューディール基金に基づき、約2500万円の改装費を全額道費で賄った。9月29日~10月7日を休館し、閲覧室、休憩室を照らす水銀灯32個をLED照明49個に、本棚の蛍光灯106本を省エネ高性能型蛍光灯69本に、付け替えた。
それぞれ省電力化につながり、250ワット水銀灯は、54ワットLEDに。ソーラーパネルを設置して一日平均3キロワットを発電するようにした。1階に太陽光発電の概要をはじめ、エネルギー問題などを紹介するモニターも。図書館は「エコに関心を持ってもらえれば。照明は目に優しく、温かさを感じるよう配慮した」と話している。
改装オープンの8日は、待ち兼ねた大勢の市民が訪れ、加地厚子さん(61)は「明るくなって、本も見やすくなったように思います」と笑顔だった。
苫小牧民報社より