ダブルクォーテーション
長谷工コーポレーションは建設作業所の仮囲いへの太陽光発電システムの設置を始める。昼間発電した電力を作業所周辺の夜間照明に利用し、地域防犯に役立てる。2011年3月までに首都圏の60作業所に順次導入する。
設置する太陽光発電システムの大きさは縦1500ミリ×横750ミリメートルで、1枚当たりの発電能力は130ワット、二酸化炭素(CO2)の年間削減量は70キログラム。発電した電力は仮囲いに設けた発光ダイオード(LED)防犯灯やLEDロゴサイン、LEDフットライトに利用する。
第1号として東京都千代田区のオフィス・マンション複合施設「富士見1丁目計画新築工事(事業主は住友不動産)」の建設作業所に導入した。建設作業所周辺は夜間の明かりや人通りが少なく危険なイメージを持たれがちで、同社は地域貢献の一環として夜間照明の利用をスタートすることにした。
日刊工業新聞より