ダブルクォーテーション
香川県高松市牟礼町で開催中の「むれ源平石あかりロード2010」の会場で、展示物などを照らすためのLED(発光ダイオード)の電球17個がなくなり、高松北署が窃盗事件とみて調べている。
実行委や同署によると、LEDの電球はイベント会場近くの公園や路上のほか、展示物の胸像や人物像などの彫刻を照らすため17個(時価約18万円)を設置していた。今月4日朝、近所の男性がなくなっていることに気づき、実行委が同署に被害届を出した。
実行委は環境配慮や電気代の節約のため、これまで使用していた白熱灯からLEDに切り替えていた。松山滋・実行委員長は「LEDは実行委メンバーの好意で借りていた。大変ショックを受けている」とがっかりしている。
イベントは7月31日から開催中で、高松琴平電気鉄道(ことでん)八栗駅北側約1キロに、石でできた明かりの置物約200点などを展示している。20日まで開催予定。