三菱化学メディア株式会社(本社:東京都港区、社長:大塚 重徳)は、この度、自社ブランドVerbatim(バーベイタム)を使い、欧州でLED電球の販売を開始しました。今月初旬に独ベルリンで開催された世界最大級の家電展示会「IFA2010」のバーベイタムブースにて製品を展示し、商談を進めています。当社の親会社である三菱化学の技術に裏付された製品の信頼性が高く評価され、今後の製品群にも期待を寄せられています。今後は欧州に続き、米国、日本を含むアジアパシフィックで順次発売を予定しています。
バーベイタムのLED電球は、従来の電球に置き換えできる、低消費電力のLED照明で、明暗の調整ができます。1日10時間の使用で約10年間※1の寿命を持ち、消費電力は従来型電球のおよそ20%で、経済的、環境的に優れ、住宅と商業の両分野においての普及が期待されます。今回の発売は、業界標準の 5製品(白熱電球型2製品とスポットライト型3製品)ですが、さらに2製品を今年中に販売します。これらの製品は、三菱化学の独自開発素材を使い、製造を外部委託したものです。
今回の7製品は演色評価数(CRI)※280以上を持つ、青色チップ技術を基礎にした電球です。第2世代製品では、より高い演色評価数(CRI)を実現し、自然光に非常に近い光スペクトルを作るバイオレットチップ技術(VxRGBTM)を使った製品を計画しています。
バーベイタムは、製品の提供を通じて、「人と人、人とモノ、人とコト」との関係を、確かなもの、楽しいもの、豊かなものに変えていきます。
※1. 使用状況によります
※2. 演色評価数とは、CIE(国際照明委員会)で定められた基準光と比較して、測定対象の光源が演色評価用の色票を照明したときに生じる色ずれを指数として表したもの