ダブルクォーテーション
久留米市は10月1日から、自治会などの住民組織が設置する防犯灯に対して設置費を全額補助する。発光ダイオード(LED)などの「環境にやさしい器具」も新たに補助対象に加え、「防犯灯の省エネ・高効率化を図ることで低炭素型社会構築につなげたい」としている。
市道路課によると、従来は半額相当の定額補助だった。合併前の旧市町ごとに補助制度の内容が異なっていたため、今回、国の基金を使って設置費の全額補助で統一。予算は約2850万円で、800基程度の新設・更新を見込んでいる。
1基あたりの補助限度額は、既設の電柱に取り付ける場合で蛍光灯2万3千円▽水銀灯2万6千円▽LEDなど3万4千円。LEDは初期費用は高額ながら交換などの必要がなく、ランニングコストを含めると5年程度で他の照明灯より安価になることもあり、同課は「LEDへの更新を進めてほしい」としている。
問い合わせは同課=0942(30)9077。
西日本新聞より