ウシオライティング株式会社(東京都中央区/代表取締役社長 山中茂樹)は、「LEDIU(レデュー) LED電球 ミニレフランプ形(以下、LEDIU LED電球)」について、現行品であるE17口金タイプに加え、ハロゲンランプ用E11口金(φ11mm)のソケットで使用可能なE11口金タイプを完成させ、8月30日(月)から販売を開始しました。
E11口金タイプも、現行品E17口金タイプ同様、これまで以上に既存ランプと互換性が高く、しかも省エネ、環境負荷低減に貢献するLED電球です。
ハロゲンランプは、自然光に近い光色、高い発光効率、長寿命、コンパクトな形状などが評価され、おもに一般照明、商業施設照明において、スポット照明やベース照明として使用されている白熱電球ですが、昨今の「省エネ」、「環境負荷低減」といった流れのなかで、LED化がすすんでいます。しかしながら、ユーザが求める光の質、性能、形状に応える、互換性の高い製品にはいたっていないという声があります。
これに対して、この「LEDIU LED電球」は、ユーザの要望に応えるべく、
「真の意味で既存ランプと互換性の高いLED電球」をコンセプトに開発をすすめたもので、
①3.5Wの消費電力ながら、JDRφ50ハロゲンランプ20W(中角タイプ)相当の明るさ(最大光度 600 cd)*2
②ハロゲンランプと比べて遜色のない光の広がりと、ムラのない均一な光
③20000時間の長寿命と、寿命末期まで光量の減衰が少ない光
④コンパクトな形状、放熱フィンのないスマートなデザインと、高い放熱性
⑤白熱電球用の調光器対応*3
を実現、
ハロゲンランプと取り換えても、明るさ、光のイメージ、空間の雰囲気に対する違和感がありません。
また、省エネ、環境負荷低減という観点では、JDRφ50ハロゲンランプと比較して、約1/6の消費電力*2、約7倍の長寿命*2を達成、仮に1日の点灯時間を10時間として1年間使用した場合、温室効果ガス(CO2) 排出量は、1灯あたり、約25kg- CO2/kWh*4 (杉の木約1.7本分のCO2吸収量に相当*5)低減、コストセーブという点では、同条件で約1300円*6の電気代を削減できます。
ウシオライティングは、本製品により、必要性や状況に応じて白熱電球からLEDへのリプレイスを推進します。
*1:LEDIU(レデュー)は、「LED products to Integrate USHIO’s advanced technologies」の略で、ウシオライティングにおけるLED事業の総称であるとともに、ウシオライティングが品質保証する、先進テクノロジーの粋を集めたLED製品群に対する総称であり、国内における登録商標です。
*2:当社シミュレーション上での数値で、比較対象品は標準タイプ(100V入力時/定格電圧は110V)、なおJDRφ50ハロゲンランプに20Wは実在しません(当社調べ)。
*3:調光器によっては明るさの下限付近でチラツキが発生することもあります。また、リモコンのついた電球器具・回路では不具合を生じる恐れがあります。
*4:電気事業連合会による、使用端CO2排出原単位0.410kg-CO2/kWh(2006年度実績値)を使用して算出
*5:岐阜県の50年生杉(人工林)1本がCO2を年平均約14kg吸収するものとして計算(「地球温暖化防止のための緑の吸収源対策」林野庁資料より)
*6:新電力料金目安単価 22円/kWh(税込) を使用して算出