メタル基板 00
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【用途・使用例】
・信号機や屋外掲示板などのLED放熱対策用プリント基板として
・高輝度LEDやパワーデバイスの定格電流以上の性能引き出し
・熱による電子部品の信頼性対策
・金属のシールド性を利用したEMI対策
・コストおよび衝撃耐性を重視したセラミック基板からの代替
・冷却ユニットとの併用による高温環境での電子制御
・IGBTやパワーMOSFETなど発熱量の大きいパワーデバイスの放熱対策・熱による電子部品の信頼性対策
・バスバー内蔵による組み立てコストの削減、省スペース化(銅コア基板)
・マイクロストリップ構造による低キャパシタンス,大電流電磁界制御(銅コア基板)
放熱性・耐熱性を強化したプリント基板で、メタル板の上に回路を形成したメタルベース基板、基板内部にメタル板を挟み込んだメタルコア基板の2タイプがあり、メタル材料はアルミ・銅などから選択できます。
銅コア基板とした場合には銅コアとスルーホールの導通も可能になりますので、3層基板としてグランドや熱伝導用スルーホールといった利用も可能になります。スルーホールは熱輸送経路としても活用でき、高発熱部品の熱を銅の熱伝導率で瞬時にコアへ熱拡散することができます。さらに、銅コアへスリットを設けることにより、2系統の電源,グランドとして利用可能です。(写真:スリットによる熱拡散性能の低下を考慮し、部品配置など注意する必要があります。)